2008年01月01日

謹賀新年

新年、明けましておめでとうございます。
輝かしい平成20年の幕開けをご家族お揃いで迎えられたことと、お慶び申し上げます。また、旧年中は格別のご高配を賜り、深く感謝申し上げます。 
春の県議会議員選挙では皆様の絶大な応援をいただきながらも、期待にこたえることができず、多くの方々にご迷惑をおかけしました。私自身、自分自身をもう一度見つめ直し、原点に立ち戻る気持ちで、地域のなかで再び活動をはじめています。これまで、議会活動との兼ね合いで、十分に時間がとれなかったところにも、足を運ばせていただき、皆さん方のナマの声を聞いて、そして、自ら行動し、地域をよくしていくためにがんばっています。
さて、皆さんも新聞発表などでご存じのように、現在、県では行財政改革の議論が進められています。今後、私たちの生活に大きな影響が出ることも予想されます。私自身、選挙前から他の議員に先駆け、この問題をきびしく指摘してきました。財政が悪化したからと言って、なんでもかんでも削るだけでなく、必要なものはきちんと措置するメリハリのある財政運営が必要です。議員という立場を離れましたが、皆さんとともに、県に対して積極的に提言していきたいと思っています。しっかりと対応していきますので、遠慮なくご意見などをお寄せください。
前途多難な道になるかもしれませんが、これを機会に、地域主導のまちづくりを進めていく、チャンスに変えていくこともできると思っています。
私自身も、参画と協働の精神で、皆さんといっしょに汗を流していく所存です。
最後になりましたが、皆様方のご健勝ご繁栄を心からご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。

  


Posted by 井上 英之 at 00:29Comments(0)

2007年11月02日

夜回り先生

先週、「夜回り先生」こと水谷修先生の講演を聞く機会を得ました。
実体験をふまえた先生の講演は大変考えさせられる内容でした。
今でも全国の街で夜回りを続け、夜の世界に迷いかけた青少年たちの更生に尽力されています。
子どもたちのために今何ができるのか…大人が変わらなくてはいけません。

「子どもたち、
きみたちはみんな幸せにならなくてはなりません。
それが、君たちの仕事です。
それが、私たち大人の責任です。」

これは水谷先生の最新刊「あおぞらの星」の一説ですが、大人としてすべきこと、できることから始めていきたいと思います。

  


Posted by 井上 英之 at 00:21Comments(1)

2007年10月23日

地域防犯について

加古川市別府町で別府小学校2年生の鵜瀬柚希ちゃんが刺殺されい1週間が経ちました。
ご冥福をお祈りいたしますとともに、1日も早い事件の解決を祈念いたいます。

わが国の安全神話はどこへ行ってしまったのでしょうか。
世界で一番安全と言われたのは過去のことで「子供がひとりで公園で遊べない」のが現状です。
加古川を含む東播磨地域の犯罪の発生については私も懸念していたことで、このような最悪の事態になってしまったことを悔やんでやみません。
行政と住民が力を合わせ安心・安全なまちを取り戻しましょう。
以下は、今年2月に行われました290回定例県議会での一般質問議事録です。

質問者:井上英之

次は、地域の治安対策についてです。
 ここ数年来、テレビや新聞などで連日のように強盗、ひったくりなどの事件が報道されるようになりました。多くの人たちが自分たちの暮らす町の治安に不安を持つようになっています。先日、加古川市内でもスーパーマーケットに土曜日の白昼、強盗が入るといった事件がありました。自分たちもよく利用する身近なところで起こったこと、そして、多くのお客さんがいる前で大胆に犯行が行われたということに、ただただ驚くばかりでした。一歩間違えば、お客さんが犯罪の巻き添えを食う危険性もあったわけです。
 数字だけを見ると、刑法犯の認知件数は減少傾向にあるそうです。ところが、私たちの生活実感としては、むしろ犯罪はふえているような印象を覚えます。それは恐らく、犯罪というものが身近なレベルで、日常の中で、よく利用している場所で起こるようになり、例えば大勢の人込みの中でも、かなり大胆な形で起きるというケースがふえているからではないでしょうか。
 私の暮らす東播磨地域では、車上ねらいの認知件数が他の地域と比べて高い割合にあります。犯行の動機も、お金に困って窃盗というよりは、むしろゲーム感覚で車を壊し、楽しんでいるのではないかという感じも受けます。車上ねらいだけに限らず、ゲーム感覚で行われる犯罪がふえ、犯罪を予測することが難しくなってきたことも、私たちを不安にさせています。
 強盗、ひったくり、車上ねらいなどの犯罪に対しては、多発する場所や時間帯に重点を置いて警戒や取り締まりを強化することが有効な対策として考えられますが、警察官の人数にも限りがある中で効果的な対応をするためには、勤務形態や配置の工夫なども必要になってくるでしょう。昨年は警察署の再編も行われましたが、地区ごとの治安改善にも差が出ており、さらなる検証が必要だと思われます。
 このように市民を不安に陥れる街頭犯罪の防止に向けて、今後、警察としてどのような対策を考えておられるのか、特に、東播磨地域では具体的にどのような取り組みを進められようとしているのかお伺いいたします。

答弁者:末井警察本部長

地域の治安対策についてお答えをいたします。
 県下の治安情勢を見ますと、刑法犯の認知件数は平成15年以降4年連続で減少し、昨年は、ピーク時の平成14年と比べ約31%減少しておりまして、指数治安につきましては相当の成果が上がったものと考えております。他方、ご指摘のとおり、子供が被害者となる凶悪な事件が発生し、路上強盗、ひったくり、車上ねらいや空き巣は依然として多発しておりまして、体感治安につきましては、いまだ県民の求める水準に至っていないものと認識をしておるところであります。
 対策でありますが、街頭犯罪、侵入犯罪等の抑止、徹底検挙を業務重点といたしまして、組織を挙げて安全と安心の両面からの治安回復に向けた取り組みを推進しており、具体的には、犯罪の行われにくい環境整備の働きかけ、地域の防犯ボランティアとの連携、ひょうご防犯ネット等による情報発信などを進めておりますほか、増員によります空き交番の解消や知能犯、凶悪事件捜査力の増強、ひったくり特別捜査隊の編成などを行っております。また、地図情報と連動した犯罪発生の実態の分析に基づく警察力の展開や地域警察官の交代時間の見直しを行うことなどによりまして、効果的な警戒に努めているところであります。
 こうした取り組みを今後とも推進するほか、業務の簡素・合理化を進め、警察官の街頭活動時間を確保するとともに、再編整備署も含めました各警察署の体制の見直しにも配意してまいりたいと考えております。
 東播磨地域につきましては、本年1月末、刑法犯の認知件数は前年対比で約24%の減少を見ております。しかし、路上強盗、空き巣などが増加の兆しを見せている状況にありますことから、犯罪発生分析体制を充実させ、警察署の管轄にとらわれない広域的な対応をとりながら、抑止と検挙を徹底するとともに、各種の防犯ボランティアとの連携・支援を強めるほか、地域住民への広報・啓発活動等の継続、青色防犯パトロールの充実など、ボランティア、地域住民、そして自治体と協働しながら取り組みを進めてまいる所存であります。

  


Posted by 井上 英之 at 18:47Comments(0)

2007年10月15日

ケータイからの書き込みテスト























皆様、こんにちは。
なかなか機能を使いこなすのは難しいですね。
ブログを始めて3回目の書き込みです。
写真もアップできるみたいですので、昨日行ってきました「灘のけんか祭り」の写真を添付してみます。
凄い迫力でした。
ヨ〜イヤサ〜!


  


Posted by 井上 英之 at 13:53Comments(1)

2007年10月09日

行革、待ったナシ!

新聞でも報道されているように、兵庫県では行財政構造改革が「待ったナシ!」の状態になっています。
皆さんは、兵庫県は、いろんな事業をやっているから、財政は豊かだろうと思っていませんでしたか。
その実態は、実質公債費比率(いわゆる借金への依存度)が全国47都道府県中のワースト3位、
職員の給料については全国ワースト6位(地域手当補正後のラスパイレス指数)と、見直しが必至の状態です。
私は、県議会の自民党議員団の部会のなかでも「行政側から提示されている数字を鵜呑みにしてはいけない、
実態はもっと悪いはずだ。」ということをずっと言い続けてきました。
そのときは、県議会議員のなかでも、県の財政がここまで悪いと思っている人、また、それを正面から指摘する人は、
自民党、民主党(当時は県民連合)、共産党、どの政党にもいませんでした。
新聞にも、起債制限比率が改善されて「明るい兆し」と書かれていたぐらいです。
そんななかにあって、いろんな人に数字の見方を教えてもらいながら、
市民の目線で、県の財布が緩みすぎていることを指摘してきました。
それが、いまとなっては、県議会のなかに、行財政改革の特別委員会が設けられるほどに、悪い状態になっています。
急に悪くなるはずがないですから、いろんなことに蓋をして、隠していたのでしょう。
何よりも、この行財政構造改革の議論に議員としてかかわれなくなったことは残念のひと言です。
いまは、ワースト3位ですが、このままいくと、ワースト1位になることは間違いありません。
夕張市が破綻したのは、皆さんも記憶に新しいところだと思いますが、
兵庫県が都道府県初の倒産ということになる可能性も十分にあるのです。
そうならないためにも、行財政構造改革には真剣に取り組んでほしいと思います。
倒産ということにでもなれば、行政はもちろんですが、それをチェックできなかった
議会も連帯責任をとらなくてはならないでしょう。
しかし何よりも困るのは、ほとんどのサービスを切り捨てられることになる県民の皆さんなんです。
私は残念ながら、県議会議員の立場ではなくなりましたが、まだまだ、
できることはたくさんあると思っています。
皆さんといっしょに、「いるものと、いらないもの」をしっかりと見極め、
子どもたちの世代に迷惑をかけない、未来に希望の持てる兵庫県をつくるためにがんばっていきたいと思います。

事務所にて

  


Posted by 井上 英之 at 16:03Comments(4)

2007年10月01日

ご挨拶

皆様、こんにちは。前兵庫県議会議員の井上ひでゆきです。
早いもので先の選挙から半年が経とうとしています。
この度の選挙では皆様の絶大なる応援をいただきながらも、
私の不徳のいたすところ、残念な結果になってしまいました。
結果を真摯に受けとめ、これからの四年間を
「さらに飛躍する為の修練の時期」
と位置付け、臥薪嘗胆の思いで、さらなる努力をしていく所存でございます。
これからも、一市民として、地域活動等に取り組み、
今まで以上の政治活動を展開していきたいと考えております。
今後とも、格別のご芳情をお賜りますようお願い申し上げます。

事務所にて
  


Posted by 井上 英之 at 14:46Comments(6)